自治体により異なりますが、わたしの住んでいる市では1歳よりförskolaという就学前学校に親の就労の有無に関わらず通えます。
我が家でも1歳2ヶ月からförskolaに通い始めました。
そこで今回はスウェーデンのプリスクールの慣らし保育の一例をご紹介したいと思います。
とにもかくにも面談!
初日は1時間の面談のみ。通常は園から約1週間前に手紙などで連絡があり、指定された時間に出向くそうですが、2日前になっても何も連絡がなかったのでこちらから電話をしました。
「電話番号やメールアドレスが分からなかったから手紙を送った」とのことですが、手紙が届いたのは1日前でした。
電話口で今後のスケジュールについて質問するも、面談で話すから!とのこと。
予定が立たないから教えてほしいなぁ
面談当日は担任から子供が過ごす部屋を案内されたり、スウェーデン語のスライドを見ながら簡単な説明がありました。スウェーデン語が母語でない親が集められていたので、英語を話せる先生が対応してくれました。
慣らし保育のスケジュールや、慣らし後は何曜日の何時から何時まで通うのかなどは、結局この面談当日まで分かりませんでした。
2週間の慣らし保育
我が家は週15時間預けで申請しましたが、2週間の慣らし保育期間は毎日9時から14時まで通います。
1日目、2日目は親付き添いで1時間(9時〜10時)一緒に過ごしました。先生は子供たちをよく見ているようで安心。
3日目はランチを食べることに挑戦!ランチは10時45分から食べ始め、食べ終わった頃11時15分にお迎えです。
4日目はお昼寝に挑戦!12時頃無事お昼寝に成功したという担任からメッセージあり。起きたらまたメッセージがありお迎えです。
5日目は9時から14時までフルで預けることに挑戦!
すべて順調に行き、2週目は毎日9時から14時までフルで預かってくれました。
毎日ご飯を食べさせてくれる有難さ!
手ぶらで登園
日本の保育園とは違い、持ち物は着替えとオムツのみという身軽さ。着替えはロッカーにあるお着替えボックスにまとめて入れておき、オムツは無くなったらパックごと担任に渡すだけ。1枚1枚名前を書く…なんて必要もありません。
ちなみにおむつはテープタイプ指定です
また日本の保育園ではランチやお昼寝の前後に着替えをしていましたが、すごく汚れたときしかお着替えしないので洗濯物もたまりません。
リュックも不要なのでほぼ毎日手ぶらで登園しています。
日本と違うのは、どんな天候でも外で遊び子供たちにフレッシュな空気を吸わせるのを大事にしていること。なのでレインウェア、オーバーオール、長靴、ブーツ等は必須。値段もそこそこするのでセカンドハンドやオンラインショップで買い揃えました。
また、普段寝るときに愛用しているもの(おしゃぶりやオモチャ等)を持っていくことも可能です。
慣らし保育を終えて
娘のクラスは1~3歳までの子どもが12人、先生が3人います。一番おチビさんの娘ですが、たくましく新しい環境に順応しているようです。家でも早速、園と同じようにスプーンやフォークを使って自分で食べたい!という欲求が出て、成長を感じています。
私も今後は求職活動をしたりスウェーデン語の語学学校(SFi)へ通う予定です。
社会復帰の第一歩・・・!