娘(9か月)緊急入院になる
難易度高めだったホームドクターへの電話
夜中に何度も起き機嫌が悪く、前日の20時に飲んだミルクを最後に全く飲まない・食べない娘(9ヶ月)
ホームドクターのアポイントを取るために電話するも全てスウェーデン語の自動音声で予約の取り方が分からない・・・
そこで直接ホームドクターへ駆け込むことに。
レセプションで事情を説明し症状を伝えたところ、看護師より小児救急へ行くように指示がありました。
小児救急へ
救急外来には既に2度(休日と夜間)、子供たちがお世話になっています。2度とも約1時間半の待ち時間で診察してもらいました。
3度目の今回は平日昼。小児救急受付で症状を説明し、ラッキーなことに待ち時間は0分でした。
すぐに中待合・診察室へ通されてバイタルと血液ガス等を測定。数値が悪く即入院となりました。
検査内容や診断結果は…?
各種感染症検査(Coivd-19、インフル、RSウイルス)は全て陰性。採血・胸部レントゲン・血液培養等の結果をふまえて、何らかのウイルス性感染症による軽度肺炎という診断でした。
小ネタ
点滴ルート確保前に外用局所麻酔薬のパッチを使い痛みを和らげてくれました。また血管可視化ライトで穿刺可能な血管を確認しながら穿刺してくれました。
しかし手足でルート確保ができなかったため、頭皮の血管に穿刺しました。指先より痛みを感じにくいそうで、確かに麻酔無しなのに泣かず。見た目はなかなかですが…
入院中の過ごし方
Fika(フィーカ)はいつでも無料で利用でき、Wi-Fiも完備されていました。
入院中は子供が寝てる間に紅茶やフルーツでFikaしながら、ゆっくりNetflixを楽しみました☕️
病室の様子
広い個室に親の簡易ベットも完備されています
広いトイレにシャワーが完備
デザインが可愛い折りたたみチェア
病棟内の様子
病棟内のラウンジでは朝と晩にsmörgås(サンドイッチ)が無料で提供されていました。持ち込んだ食べ物は名前・部屋番号を書いて共同冷蔵庫に保管できます。
清潔感のあるラウンジ
シリアル・ジュース・ヨーグルト・牛乳・バター・チーズ・野菜・ハムと種類が多い!
広々とした病棟内のプレイルーム
アナログゲームやDVDも貸出ありました
食事サービス
付き添いする人の食事は1食89kr (約1129円)で提供ありでした。
番号を病院スタッフへ伝え、病棟内のキッチンで盛り付けて部屋まで運んでくれます。支払いはSwishのみでした。
お米付きを選びました!なかなか美味しかったです。
持ち物リスト
オムツ、病衣、ベビーフード、ミルク、哺乳瓶など、子どもに関するものはなんでも病棟内にあるので準備する必要はなし。
必要なもの・あったら便利な持ち物はたったこれだけでした。
- 親の着替え、パジャマ
- サンダルやスリッパなど
- 洗面用具
- タオル
- 充電器
- 子供のおきにいりのオモチャ
日本との違いや個人的感想
入退院の時の必要な手続きや書類は?
入院時に子供のパーソナルナンバーを伝えただけで、書類記入や手続きは今回一切ありませんでした。
面会制限はある?
夜間は付き添い1人という以外に、面会制限や利用制限はありませんでした。
入院費用は?
無料です。息子の付き添い入院を日本でしたときは、オムツ代・病衣代・個室代・食事代などは自費でしたが、それらも全て無料でした。
スウェーデン語が話せなくても大丈夫?
医師とのコミュニケーションは100%英語で大丈夫でした。英語を話せない病院スタッフ(とくに年配の方)が一定数いましたが、特に問題なかったです。
気をつけていたことは?
- 病院ベットの柵をちゃんと上まであげてくれないスタッフがいて、注意が必要でした。
- 時間がかかるので、ミルクなど必要なものは早めに頼んでいました。
- 検査結果はいちいち教えてくれないので都度確認するようにしました。
無事に2泊3日で退院!ちゃんと診てくれたのでとっても安心でした。スウェーデンの医療に感謝!