今回はストックホルムの子連れおすすめスポットのひとつ「ユニバッケン(Junibacken)」を紹介します
1.子ども博物館 ユニバッケンとは?
スウェーデンを代表する児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgen)の童話の世界がテーマになったミュージアムです。
今回1歳と6歳を連れて訪れましたが、2人とも昼寝を忘れて開園から15時過ぎまで楽しみました。未就学児〜小学生低学年あたりのお子様におすすめです。
基本情報
ストックホルム中央駅からトラムで20分のところにあるユールゴーデン島にあり、ヴァーサ号博物館(Vasa Museum)の隣に位置しています。
入場料や営業時間はシーズンや来場日によって変動するので公式サイトで確認してください。大人は165〜225kr、子ども(2〜15歳)は140〜190kr、2歳以下の子供は無料です。最安値で買えるオンライン予約がオススメです。お得な年間パスも販売があります。
オンライン予約の注意点として、入場する時間を選択する必要があります。選択した時間から30分以内に入園する必要があるので時間に余裕を持った方が良さそうです。また、ショーの予約も同時に出来るので事前予約が確実でオススメです。
ユニバッケンに到着したらオンライン予約で登録したメールアドレスに送られてきたメールのQRコードを受付で提示します。ストーリートレイン1回分の乗車券とショーを予約した場合リストバンドを受け取ります。ストーリートレインの乗車券は紛失したら再交付されないので無くさないように気をつけてくださいね。
また、ベビーカーは館内に持ち込めないので屋外の屋根付き駐車スペースに止めます。スウェーデンは比較的安全な国ですが、盗難などの軽犯罪は多いので、ケーブルロックタイプの鍵があると安心です。ない場合は受付で購入することができます。
2.まるで絵本の中!施設内の様子
リンドグレーンの作品をあまり知らない子でも十分に楽しめる仕掛けがいっぱいでした。
中でもStorybook Squareはワクワクするような仕掛けがたくさんありました。
Storybook Squareの隣にあるストーリートレインでは、乗り物に乗ってリンドグレーンの物語の世界に出発!いたずらっ子のマディケン、エミール、カールソンやその他の仲間たちに会えますよ。
ディズニーランドのピーターパンのライドのような空を飛んだり、ドラゴンが出てきてちょっぴり怖い演出があったり…15分間の絵本の旅は1歳児&6歳児とも大満足!
日本語音声対応ですが、スウェーデン語版はなんとリンドグレーン本人の音声だそうです。いつかスウェーデン語が上達したら聞いてみたいです。
さて、ストーリートレインを降りると2階のPippi's houseのエリアに到着。ピッピのお家、ごたごた荘でピッピになりきって遊べます。
ここでは「Pippi moves in」というショーも行われます。全編スウェーデン語ですが、歌やダンスが中心なので分からなくても楽しめますが、ピッピのテーマソングを事前に聴いておくとより楽しめるかと思います。
また今回は赤ちゃん向けの人形劇「Titta! Pippi!」も見てきました。人形のリアルな動きに赤ちゃんたちも大人も釘付けでした。
3.内装が可愛いミュージアムレストランのテラス席が最高だった
可愛い内装のレストラン。天気も良かったのでこちらの眺め最高な気持ちのいいテラス席でお昼を食べることに。
魚のシチューとミートボールです。キッズメニューもあり、6歳児はパンケーキにしました。
屋外にもアイスなどの軽食が売っているので、ストックホルムの街を眺めながらFikaするのもいいですね。
4.ムーミンの遊び場 屋外エリア
屋外エリアのテーマはムーミン。竹馬に乗ったムーミン…可愛過ぎます!
5.児童書が豊富なミュージアムショップ
児童書専門店を兼ねるこちらのショップ。リンドグレーンの作品や関連グッツやムーミングッツの取り扱いが豊富です。
6.アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgen)の代表作は?
リンドグレーンの多くの児童書が世界中の言葉に翻訳されています。なかでも長くつ下のピッピシリーズや、やかまし村の子供たちは日本でも有名ですよね。
他にもいたずらっ子エーミル、やねの上のカールソン、ちいさいロッタちゃん、はるかな国の兄弟、いたずらっ子のマディケンなどの作品が日本語訳されています。
今回は取り急ぎ、何も知らない6歳児に長くつ下のピッピをYouTubeで見せてから訪問して正解でした!これらの本を読んだり映画を見てから訪問するとよりミュージアムを楽しめますよ。