この記事について
歴史がたっぷり詰まった絵のように美しい小さな町、マリエフレッド(Mariefred)とグリプスホルム城(Gripsholms slott)をご紹介します!
Mariefredへのアクセス
ストックホルムから車で1時間ほどのところにあるメーラル湖沿いのマリエフレッドですが、車以外にも複数の方法でストックホルムから行くことが出来ます。
電車で行く場合、Stockholm CentralからLäggesta stationまで行きバスまたは蒸気機関車に乗り換えします。
蒸気機関車に乗りたい場合はLäggesta stationから700mほど歩いたところにあるLäggesta Nedre Museum railway stationで乗り換えが必要です
また、夏季は120年以上の歴史がある蒸気船でストックホルムからMariefredへアクセス可能です。
Mariefredのおすすめスポット
グリプスホルム城(Gripsholms slott)
500年の歴史を誇るグリプスホルム城。グリプスホルムは 14 世紀には要塞でしたが、1530 年代にグスタフ ヴァーサ王の治世中に現在の形になりました。城には世界的に有名なスウェーデン国の肖像画コレクションが収蔵されています。グスタフヴァーサ王の治世から現代までの歴史上の人物の絵画が含まれています。また、
ヨーロッパで最もよく保存されている18世紀の劇場のひとつがあります。グスタフ3世の劇場でルネッサンス様式の円形塔に設置しました。
一番の人気の展示は、18世紀に作成された剥製のライオンです。実際のライオンを見たことのない修復家が作成したものだそうです。
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鉄道博物館(Museum Eastern Södermanland Railway)
こちらの鉄道博物館ではなんと100年前の本物の蒸気機関車に乗って、MariefredからLäggestaを経由し、Taxingeまで行くことができます。Mariefred〜Taxinge間のお得なチケットや、船でMariefredまで戻ってくるルートもあります。
4月末から主に夏季の間の週末運行しています。7月は平日も運行あり。9月〜12月の週末も時々運行しています。ダイヤや料金の詳細はホームページを参照ください。
チケットは予約不可のため駅舎内で購入。レトロな雰囲気の駅舎に入るとタイムスリップした気分に。
今回はMariefredからLäggesta Nedreまでの往復する片道15分のSLの旅をすることに。ゆっくりと進みながら途中いくつかの駅に止まり、終点まで向かいます。
席は自由席で基本的に3rdクラスに乗車します。ベビーカーは車庫に預けることができます。
Läggesta Nedre駅周辺は何もなかったので、そのまま折り返し電車に乗ることにしました。Läggesta Nedre駅では5分ほど停車しMariefredへ戻ります。
マリエフレッド駅隣には小さなカフェも併設されています
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Callanderska gårdenと郷土史博物館
Callanderska gårdenは1780年代に建てられた染色工場の庭園です。ここにあるインフォメーションセンターでは町の郷土史博物館があり、ブルジョワ階級の住宅の様子が展示されています。(夏季のみ営業)
併設のカフェではサンドイッチなどの軽食やパンを提供しています。
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マリエフレッド中心部
1700年代後半から1800年代に建てられた家々がよく保存されている町の中心部には小さなお店、レストラン、カフェがたくさんあります。町のメインストリートでは夏季にはカフェのオープンテラスが並び、活気のある雰囲気。
市庁舎前の広場には小さい屋外マーケットが出店していました。
1624年に建てられたこちらの教会は、1682年に火災で焼失し修復されたものだそう。
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いかがですか?
1日たっぷり滞在を楽しめるマリエフレッド、ぜひ夏季の間に訪れてみてください!