1.「石の街」と呼ばれるスンツヴァル
スウェーデン北東海岸のVästernorrlandにあるスンツヴァルはスウェーデン北部ではウメオ(Umeå)に次いで2番目、スウェーデン全体では21番目に人口の多い街です。
ストックホルムからのアクセスは、飛行機で1時間・電車で3時間半・車で4時間15分です。
スンツヴァルは過去に4度大きな火災に見舞われています。スウェーデン史上最悪の火災である、1888年の壊滅的な火災の後、街は完全に石で再建され、「Stenstaden」(石の街)というニックネームが付けられました。
2.スンツヴァルおすすめ観光スポット
スンツヴァル博物館(Sundsvalls museum)
古い倉庫の建物を繋げたガラス張りの建物。中にはカフェや図書館、カルチャーセンターなどが併設されています。入場無料のミュージアム内はアートやスンツヴァルの産業の歴史など様々な展示が楽しめます。
ミュージアム3階では「Pettson och Findus mucklor och manicker」という絵本の世界を楽しめる遊び場がありました。サイトで事前予約が必要です。
小さな遊び場でしたが、沢山の可愛い仕掛けに大人も楽しめました。未就学児〜小学生低学年くらいまでのお子さんにオススメです。
ペットソン&フィンダスシリーズはスウェーデンの作家Sven Nordquistによりかかれた児童書です。55ヶ国語に翻訳され、日本語訳でも「フィンドゥスの魚つり」などが出版されています。
グスタフ・アドルフ教会(Gustav Adolf Church)
スンツヴァルの街の真ん中に一際目立つこちらの教会は1888年の大火で被害を受けたのち1894年に建てられ、現在の建物は1952年に改修されたものです。残念ながら到着時には閉まっていたので内部は見学できませんでした。一般公開が12時~15時までと短いのでぜひ計画的に訪れてみてください。
スタンステン(Stenstaden)
ステンスタン、または石の街はスンズヴァルの中心部にあります。1888 年の大火で市の大部分が焼失した後、中心部を石で再建され通りは広くなりました。ドラゴンは将来の火災から街を守るためのスンツヴァルのシンボルで、街中ではいろんなドラゴンのアートを見つけることが出来ます。
スンツヴァル劇場(Sundsvalls Teater)
建築家ヨハン・エリック・ステンベルグの図面に基づいて、ニュールネッサンス時代の1894年に建設されました。この様式で建てられた劇場としてはスウェーデン最北の劇場です。