この記事について
今回はストックホルム観光の人気スポットのひとつ「ヴァーサ号博物館」についてご紹介させていただきます。
ヴァーサ号博物館とは?
ヴァーサ号と呼ばれる戦艦が1628年8月10日の処女航海で沈没し、1961年に333年ぶりに引き上げられました。今では世界で最も保存状態のよい17世紀の船として世界から注目されている博物館です。何百もの見事な彫刻は圧巻で、なんと98%がオリジナルパーツで構成されています。
博物館内の楽しみ方
館内に入ったらまずはヴァーサ号の映画を見て、ガイド付きツアー(無料)に参加するのがオススメです。時間などの詳細はチケットカウンター通過後にあるインフォメーションセンター(4階)で案内してくれます。
- ヴァーサ号の映画(17分間)
- ガイド付きツアー(25分間)
- 音声ガイド(日本語対応)
17分間のヴァーサ号の映画は様々な言語で放映されています。日本語で放映されるときもあるようですが、今はやっていないとのことでした。(2023年9月時点)
25分間のガイド付きツアーも様々な言語に対応しています。英語のものに参加。英語の場合、船の裏手の大きな窓付近がミーティングスポットでした。
館内のエレベーターがすごく遅いので、ツアーの際はベビーカーはクロークに置いておくのがおすすめです。違う階へ行く際に、ガイドツアー団体を見失ってしまい、半分しか参加できませんでした。
音声ガイドは日本語も対応。インフォメーションセンターにあるQRコードを読み取るか、vasamuseet.se/audioguideから簡単にアクセスできます。ヘッドフォンを持参することを推奨されています。
ファミリーにおすすめ見学ルート
今回は6歳と1歳を連れて来館しました。予想通り6歳児には退屈だったようで何度も「外に出たい・・・」と言われ、どうしようかと思っていたところ、パンフレットにファミリー向けのアクティビティの案内を発見!
- Family trail map(英語あり)
- The tracks of the Vasa Piglet(英語あり)
4階インフォメーションセンターでこちらの2種類のパンフレットを受け取りました。
「Family trail map」 は子供向け館内パンフレットです。内容が盛りだくさんな博物館内ですが、Family trail mapでは子供が興味を惹かれる箇所だけに絞っています。難しい歴史的な要素はなく、大人の私が見てもなんだか面白そうな内容だったので、このFamily trail mapに従って見学することにしました。
例えば、この6階にある船のトップデッキの模型。模型と分かっていても歩くと余りの高さにフラフラしてしまいます。知らないと素通りしてしまうかも?大人も一緒に楽しめる素敵なアクティビティでした!
「The tracks of the Vasa Piglet」は子供向けの17分間の映画です。映画コーナーは3階にあり毎日上映されています。
可愛いタッチの絵で、こぶたの物語を通してヴァーサ号の歴史を子供でも理解できるような内容でした。
最初は退屈していた6歳児もこのアクティビティのおかげで楽しめたようで、今回は4時間も滞在していました。家に帰るなり、絵を描いたりブロックでヴァーサ号を作ったり本人なりに色々と学びを深めていた様子でした。
レストランやミュージアムショップ
館内レストラン(4階)へのアクセスにはチケットが必要です。スウェーデン料理や子供向けメニューも用意されていました。
ミュージアムショップはチケットが無くても入ることができます。
ヴァーサミュージアムのオリジナル商品を中心にストックホルム土産が手に入ります。
基本情報
入場料は大人1人190krで、18歳以下の子供は無料です。チケットはオンラインでも購入可能です。
博物館はユールゴーデン島の北方民族博物館すぐ裏手にあります。市の中心部からはバスやトラムなどでアクセス可能です。
住所:Galärvarvsvägen 14, 115 21 Stockholm
いかがでしたか?
大人だけでなく小学生以上のお子様にも楽しめるミュージアムかと思います。ストックホルムで1番人気のミュージアムにぜひ足を運んでみてください!